「神が見せた幻(ビジョン)」〜神殿から流れ出る川〜

(エゼキエル47:1~9)

1.神がエゼキエルがに見せた神の幻一神殿から流れ出る川

紀元前 600年頃、バビロン帝国が南ユダ(イスラエル)に攻めてきて町を破壊し、神段を焼き払い、多くのユダヤ人をバビロンに強制的に連れていきました。

これをバビロン捕囚と言います。預言者エゼキエルはバビロンに共に捕囚されていった人でした。連れていかれた人々はバビロンの中で将来も描けず、絶望していました。しかしエゼキエル達が捕囚されて 25 年目の年の初め、神がエゼキエルに神ご自身の幻(神のビジョン)を見せて下さいました。その幻の中では当時まだ焼き払われたままだったはずの神殿が緻密な造りで再建されており、その幻の中では当時まだ焼き払われたままだったはずの神殿が緻密な造りで再建されており、その幻のクライマックスとして神殿から生ける水が外に流れ出してどんどん深くなり、その水によって大地が潤い、木々が生え出て、その水が入るところではすべてのものが生きるようになったのです。


2.真の永遠の神殿とは究極的にはイエス・キリスト

では神が見せた神殿とは何を指すのでしょうか?これは究極的にはイエス・キリストを指します。イエスは神殿が壊されても三日目でそれをよみがえらせると語りましたが、それはご自分のからだを指して語っておられたのです。(ヨハネ 2:19-20)

またさらに、イエスに結ばれて聖霊を受けた私達も聖霊の宮(神の宮)とされていると聖書は語っているのです。

コリント 3:16/6:19)


結論:イエスを信じる者の心の奥底から生ける水の川(聖霊)が流れ出るようになるとイエスは約束されました。(ヨハネ7:38-39)生ける水の川の源泉であるイエスに結ばれた私達のうちからも生ける水の川が周りの方々に流れ出ているのです。私達は自分の魂が救われ、潤されるだけでなく、周りの方々の魂が潤されるために世に存在させていただいているのです。