わたしがあなたがたを選びあなたがたを任命しました

2023/7/23(日)メッセージ要約

5つの目的(使命)④宣数

「わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。」ヨハネの福音書15:16


宣教と聞くと少し身構えてしまうかも知れませんが、宣数とは「大好きなイェスさまを紹介ずること」です。現代の言葉で言うなら「イエス推し」で生きるということでしょうか?今日は宣教をテーマに主イエスのみことばを聴きましょう。


1.私達がイエスを選んだのではなくイエスが私達を選んだ。

ヨハネ 15:16 には私達がイエスを選んだのではなく、イエスが私達ひとりひとりを選び、任命したとあります。12 使徒はそれぞれ偉そうだったり、気性が荒かったりして、いろんな課題を抱えた人達でした。

でもそんな彼らをイエスは徹夜祈祷をして選び、ご自分の側に置かれました。彼らが立派だったからではなく、ただイエスのご意思と一方的な憐れみによって召し出されたのです。同じように、私達もただイエスのご意思によって召し出していただきました。

信仰の歩みが自分の信仰深さによるのではなく、イエスのご意思によっているので安心できるのです。


2.イエスにつなげられて「愛の実」を結ぶ。

イエスが私達をご自分につなげて下さったからこそ私達の人生には「愛の実」(御霊の実)が結ばれ、その実が残るようになります。

さらに私達が「イエスの名」によって祈る時、私達の祈りは天の父に届けられ、互いに愛し合うために必要なすべてのものは与えられていくのです。イエスは私達をまず「互いに愛し合うこと」へと任命して下さったのです。


3.主を待ち望んで生きる人は、周りを潤す露である。

しかし私達は「自分には愛がない。何の証もできていない」と思うことがあります。けれどもミカ書 5:7によりますと、ただ主を待ち望んで生きる私達の存在そのものが、周りを潤す露であると語られています。私達は周りに良い影響を与えようと頑張る必要はなく、ただイエスを待ち望むだけでよいのです。


結論:私達には光源がありません。しかし本来光ることのない月が太陽の光を反射して闇夜を照らすように、イエスの方に向けていただいた私達もイエスの光を反射して世の光とされています。たとえ私達がどんな状態であったとしても、主は、主に向けられた私達の顔を輝かせて下さり、、私達をいつでも、キリストの香りとして下さっているのです。


(聖書 新改訳2017@2017新日本聖書刊行会)