主日礼拝のこどもの話は「わたしたちを名前で呼ぶ神様」 というテーマでイザヤ書43章1節からのメッセージでした。 いつものようにお祈りをして聖書を開いてお話を聞こうとすると、 上の方から「ピーピピピ」という愛らしい声が。
実は少し前に、 解放していた会堂のドアからツバメさんが入ってきて、 吹き抜けの天井近くで休憩中だったのです。
ツバメのつーちゃん(当教会牧師による命名)は可愛いけれど、 このままだとごはんも食べられなくて体が弱っていくかもしれない 。。どうかつーちゃんがお家に帰れますように、 とみんなで神様に祈りました。
ひとりひとりを大切に思ってくれて、 その人の名前を呼んで語りかけてくれる神様。 そんなメッセージの最中も、ピーピーと鳴くつーちゃん。 まるで神様からの語りかけを聴いて賛美を捧げているかのようでし た。
その後つーちゃんは、祈りに応えられる神様によって、 ハシゴを登る牧師の手に包まれ、空へと飛び立っていきました。 すべてを創造された神様は、季節の花々を美しく装わせ、 つーちゃんの命も愛しんでくれているのですね。
一羽の雀も、そしてツバメも!
「そんな雀の一羽でさえ、 あなたがたの父の許しなしに地に落ちることはありません。」
マタイの福音書 10:29
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